ヲタクもすなる、ブログといふものを、わたしもしてみむと、するなり。

2年前ぐらいからセンスのあるヲタク達のブログに憧れていたのでブログを始めてみました。3つぐらい記事を投稿できたなら飽き性の僕としては満足です。

 

ブログ名の「今日も空は青いか」は昔R25という雑誌で隔週で連載されていた連載のタイトルだった。厨二病を拗らせていた中学生の僕にとってはタイトルからして興味を惹かれて一年ぐらいは読み続けていたと思う。その連載を書いていたのが石田衣良という作家だった。

 

しだいにこの面白い連載を書き続ける石田衣良自身に興味が沸いたので、石田衣良の本を漁ることにした。僕が読んだのは池袋ウェストゲートパークのシリーズ数巻と他数冊。R25の時は社会を風刺するようなイキり文章が好きだった。ただ小説のほうは事情が違っていた。だいたいが10代から20代の若者の恋愛脳話で、僕の期待していた話と違うじゃないか、幻滅したと相当落ち込んだ記憶がある。

 

今でもトラウマなのか本棚で石田衣良のコーナーを見ると悲しくなるし、すぐにその場を離れるようにしていまう。

勝手に期待しといて勝手に裏切られるという身勝手な行動であるが、この性分は中々消えることがない。

 

今絶賛放送中の「響け!ユーフォニアム2」でも田中先輩に皆が勝手に期待して期待値を挙げていたという趣旨の話があったと思うが、意外と”身勝手な期待”というものは皆が行っているものなのかもしれない。